多摩丘陵から。

トレイルランニングを中心とした日々の雑記帳です

松姫峠攻略! 奥多摩駅~大月駅ラン

久しぶりの投稿でございます。ちょっと仕事が忙しく、帰宅&過剰な晩酌&バタンキュ-&早朝出勤…。このため体調も崩し武甲山ロードレースをDNS。トレーニングもさぼりがちな、あ、そんなダメダメな6月でございました。

とはいえ、6月末にはお楽しみのボーナス&昇給。げんきんなものでお金に釣られ、なんとか体調も快復の兆し!ここぞとばかりに弛緩した体に鞭打つべし!ということで50km超えのロングロードランを決行しました。

ルート:奥多摩駅~深山橋~小菅村役場~松姫峠~大月駅
時間:5時間30分
距離:57km
累積標高:1,812m
食糧:ウィダーインゼリー×3、カロリーメイト×1 水分2.5リットル
GPS軌跡

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前日の土曜日は南高尾山稜を走るも、疲れから城山湖でエスケープ。これではダメだと日曜日は、午前4時に飛び起き、始発で奥多摩駅へ!
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ひたすら青梅街道、国道411号線を山梨方面へ走ります。数えきれないほどのトンネルでは排気ガスに悩まされました。それ以上に辛かったのは、旧車と大型バイクの爆音とあきらかなスピード超過!あまりの恐怖に大変失礼ながら追い越される度にFワードを連発してしまいました。ごめんなさい…。さて、そんなトンネル地獄を耐えれば、奥多摩湖
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水位が気になりますね。深山橋を左折すると国道139号線。これまでのなだらかな上り基調のロードから一変してアップダウンが激しくなります。しかし、爆音まきちらす車両は影を潜め、ほとんど車とすれ違うことはありませんでした。小菅村役場でちょうど走行距離20km。小菅村ではこの日、クリーン大作戦ということで、国道の草刈り、反射ミラーの清掃と、村民の方々がそこかしこに清掃に勤しんでおられました。で、驚いたのがみなさんが走っている私に挨拶&激励をしていただいたこと。軒先のおばあちゃんまで「頑張って!」とニコニコ笑顔でお声を掛けていただきました。なんて心温かい村なのでしょう!「また来ます!」と、心に誓い、振り返ると緑豊かな小菅村。いつかこの村の役に立ちたいです。
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さて、気づけば松姫峠入口を通過して松姫トンネルに突入しておりました。非常口の標識に残り2,930mの文字…。なっがッ!!引き返して松姫峠への入口へ向かいます。
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峠道入口の標高700mほど。約6kmで峠の最高標高1,250mまで登ります。気温はだいたい20度といったところでしょうか。大月方面へは車両の通り抜けはできませんので、ほぼ車両は通らず、峠道、貸切状態!
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松姫峠から望む、恩賜林と大菩薩嶺。絶景。
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後は、大月方面へひたすら下る。途中、自転車の方々とすれ違いましたが、半数近く外国人の方だったのが印象的でした。さて、標高が低くなるにつれて、熱波が襲い掛かります。案の定、50kmを過ぎたあたりで熱中症ハンガーノック…。岩殿山に登られればと淡い期待をもってスタートしたのですが、現実は、岩殿山登山道入口の標識にも一顧だにせず通過…。水を被りながらなんとか、大月駅へゴール!
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行きの電車も含めると、行程は7時間程。しかしながら帰路は特急を使って1時間もせず帰宅してしまいました。変な気分ですね笑。

さて、久しぶりのガッツリロード。20km以降足が重くなりましたが松姫峠の核心部以外はキロ5分半ほどで走りきれたこと、そして峠道の楽しさを知ったことは収穫でした。7月はおんたけウルトラ100kmが控えています。距離と標高に慣れるためにも日本最高所の車道峠である大弛峠を近々に走ってみたいと思います!

楽しみだ!! 

高尾駅~大月駅 国道20号のラン!

ここ最近、20km~30kmのランやレースで長い距離のランが出来ていないということで、私が大好きな国道20号ラン。高尾駅から大月駅まで延々とロードを走ってきました!

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金曜日深夜、全仏、錦織対ベルダスコ。この死闘、テレビ観戦している私も神経が高ぶって眠られない!結局明け方までお布団でグタグタ。やっと寝て、ハッとしたらお昼前。さてどうしたもんかしら。多摩丘陵。南高尾…、昨日の錦織戦の興奮も冷めやらないので長い距離走りたい。で、このルートに決定!高尾駅から大月駅へ!

高尾駅をスタートし、大垂水峠は余裕でキロ5分半で通過。藤野駅あたりで足の重さを感じますが、まだまだOK。ですが、さすがに四方津駅で足が固まってしまいました。しかし、ここからが練習の成果が見られます。ペースが落ちることなく5分半前後で絶景の梁川橋を過ぎ、

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猿橋を経て大月に到着!楽しい楽しい4時間のラン、43.3km。

大月駅で時刻表を見ると数分で特急でかいじが来る!大急ぎでビールを買って飛び乗る…。しかして大月から八王子まで特急かいじで35分。500mlの缶ビールを飲み切る前に到着…はかなし…笑

2016 ゴールデンウィークラン② ~春日山古道、桑取道~、

ゴールデンウィーク2日目は、謙信公時代に開かれた?春日山古道、桑取道を辿ってみました。今年の正月に春日山から正善寺ダムへ抜ける狐に包まれたようなルートを母に話したところ、桑取道の方がもっと不思議だよということで、ゴールデンウィークにやってみようと思っていたルートです。

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 ルート:林泉寺~ 春日山城址 ~ 柿崎屋敷跡 ~ 城ケ峰砦跡 ~ 桑取 (折り返し)

距離:約20km

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 いざ!林泉寺をスタート!

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私が小さい頃は自由に参拝できましたが、今はここまで。これ以上は有料です!春日山城址にある春日山神社が気になるところですが、これは明治にできた社。春日山麓にある春日神社が、越後守護代上杉氏の氏神です。天徳2年(958)に春日山に創建されました。しかし長尾家が春日山城を築城する際に麓に遷座されたのです。ですので、春日山に来た際は春日神社にも、是非、来てくださいね!この事実を知らない上越市民が多いことは、上杉家が会津に移封されたことに影響あるのでしょうか。人、物、記憶も会津に持っていかれたのですかね…。

さて、小さいころから数えきれないほど登った、春日山城址

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開けてますね~、右手には妙高山火打山北アルプスを望めます。

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左手は日本海と頸城平野。肥沃な土地です。ちなみに説明文では現在の関川右岸の集落と林の景観は江戸時代のそれと変わらないとのことでした。本当かしら!?浪漫ですね。

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景勝屋敷を経て、柿崎屋敷を右に曲がると桑取道。

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柿崎屋敷の裏手にあることが感慨深いですね。落ち延びる道、また、兵糧の道ということで隠し道路だったのでしょうか。こちらが桑取道の案内文。

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細い古道を藪漕ぎをするといつの間にか荷駄車が余裕で往来できるような気持ちよいトレイルに変化します。この豪雪地帯において400年経ってもこのクオリティの古道。謙信公時代は人馬、荷駄車なぞ往来はたやすい道だったと想像できます。

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ぞくぞくしますね。しかしこの古道。素晴らしいトレイルなのですが、4kmほどで林道に出てしまいました。城ケ峰砦入口の石碑によると昭和50年代の林道開発で古道は再開発されたようです。城ケ峰砦跡からの新緑は絶景。

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しかし古道はここで潰されてしまい…。なんだか悲しい気持ちで桑取まで林道を下りました。桑取の集落につくと、カエルの鳴き声が凄まじかったです。謙信公、直江兼続も聞いたのでしょうか。感慨深くお昼休憩。一方で、再開発という事実の落胆でこのまま谷浜まで下ろうと思いましたが、素晴らしい古道をもう一度味わいたく、折り返したのでございます。楽しかった~。帰省した際は、定例のルートに決定です!

 

※おまけ
謙信公急死後に勃発した景勝と景虎の跡目争い。御館の乱の跡地。今は御館公園となっています。私が小さい頃はもちろん御館公園という名前ではありましたが、このような立派な石碑もなく、何も考えず野球をやったり無駄に友達とつるんでいましたが、今思うと、関東管領の屋敷跡、謙信公時代の政治の館跡でもあるこの地で目いっぱい遊んでいたのですね!ふふふ、、、歴史を知ると面白いな~。

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レースレポート12 2016第4回飯能アルプス~奥武蔵丸山スーパートレイルラン

5月のトレイルレース!新緑の奥武蔵トレイルランシリーズ2ndステージ、第4回飯能アルプス~奥武蔵丸山スーパートレイルランに参戦しました!

第一戦は、もろやまトレイルラン。  

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  今年の春に行った試走は子の権現で撃沈… 

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 どうなる事やら…。しかし、本日未明の錦織-ジョコビッチ戦の興奮をそのまま飯能アルプスにぶつけてきたのでございます!

第4回飯能アルプス~奥武蔵丸山スーパートレイルラン
2016年5月15日 距離37km
5時間18分 総合10位 39歳以下4位

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最高標高は丸山の960mですが累積標高2,225m。ちなみにハセツネ30Kは1,447m。距離的に変わらないレースでこの標高差の違いからもこのコースの厳しさが分かります。3年前、第一回大会は7時間30分で完走。そのレースは、飯能アルプスの激アツアップダウンと猛烈な下痢、熱中症でグロッキーなところを県民の森からの激下りと灼熱のロードでノックダウン。まさに這いつくばってゴール…思い返したくもないレースです。しかしこの3年の間に積んだトレーニングの結果をぶつけたく参戦したのでございます!

朝。
前述のマスターズローマ準決勝。錦織-ジョコビッチ。私なぞ蟻んこに見えてしまうほどの激戦。あまりの鍔ぜり合いにこのままテレビにかじりつき、DNSを覚悟するほど。しかし参加費がもったいない!!後ろ髪を引かれる思いでスタート駅の高麗駅へ。
スタート。
このレースは一人ずつ2秒間隔程で出走します。私は6番手程でスタートしましたが、先日新調したサロモンのシューズがどうもよろしくない。引っ張て締めるシステムが足の甲に当たって痛いのです。紐をゆるめたりやらなんやらで久須美坂のトレイルには15番手ぐらいで突入。一気に3人ほどパスしましたがそこから独り旅…。走れど走れど、私、独り。これ、レース?というほど…。しかし気候は最高。タンクトップでちょうどよい。ペースも落ちず、フィジカルも高いまま。なので子の権現まであっという間でした。さすがに伊豆ヶ岳の激登りでは歩いてしまいましたが、他は走り切りました。歩いた方が速いところもありますが、小刻みに走った方が歩くより脚へのダメージが少ないように思えました。もう、自分との戦い。いつまでたっても独り。なんとか丸山あたりで2名ほどパスし、そのままゴールまで逃げ切りました!!!
ゴール!

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表彰式は、尊敬する細山選手の隣!(独りの為、表彰するところを我で激写…)

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武甲山は素晴らしい!

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地元に帰って、ジムで筋トレ&バイクでクールダウンそして、お待ちかねのご褒美サウナ~~~~。明日から仕事、頑張ろう!!!

 ※備忘録
通過タイム
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あんちょこ
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2016 ゴールデンウィークラン① ~川中島古戦場ラン~

有給を一発いただき7連休となった、2016年のゴールデンウィーク!楽しい時間は、ああっ!!!という間に終わってしまいました。はぁ、寂しい…。

1日目!

実家の春日山に帰る途中、長野に途中下車。大河ドラマ真田丸でも登場した海津城(松代城)まで行く川中島古戦場ランを決行しました。もちろん善光寺、茶臼山、妻女山も選択肢に上がりましたが、長野駅から海津城まで10km強というちょうどよい距離で、途中、犀川千曲川川中島古戦場跡を通過する、まさに上杉謙信公の一騎駆をなぞるような、ロマンあふれたこのルート。走らずはいられない!ということで決定したのでございます。 

ルート:長野駅 ~ 犀川 ~ 川名島古戦場跡 ~ 千曲川 ~ 海津城 (折り返し)

距離:約23km(100%ロード)

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長野駅をスタート。長野オリンピックで再開発された街中を通り、広い国道18号を通って犀川を横断。上杉軍はここを渡河して妻女山に陣をかまえたのですね~。今は治水対策がされておりますが、その頃は川の流れに任せた草原だったのでしょうか。

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長野駅から約7km程度で川中島古戦場跡に到着。第4次川中島の戦いで有名な謙信公による信玄公への斬り込みの一幕が、力強く今にも動き出しそうな銅像となっていました。想像力を掻き立てます!

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古戦場跡には、その第4次川中島合戦図がわかりやくす書いてあります。これまで頭で描いていたイメージが、現地の地形とこの合戦図で一気に鮮明になりました。この瞬間の鳥肌は忘れられません。

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……太郎義信の暴走(新田次郎武田信玄より)がなければ武田信繁も死ななかったかもしれないし、その後の武田家の運命も大きく変わっていたんだろうなぁ…。奇しくも、今、私の年齢は、古典厩信繁公が戦死した37歳と同じ。全くもって私は甘ちゃんだ!などと、しばし長考……。そのまま信玄公陣地の裏手を通って、海津城へ。今は核心部の本丸が公園となっておりますが、真田屋敷など含めるとおおきなお城のようでした。

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さぁ、ここから長野駅へ帰還!愛馬、放生月毛にまたがって、信玄公に一太刀入れた後、疾走して戦場を離れる謙信公になったつもりで走る!途中、第一義とはなんたるやを、足りない頭で考えるも全くもって考えがまとまらず、「まぁ、とりあえず今を精一杯生きよう。」と、絞りだした末の凡庸な結論に苦笑しながらも、胸を張って走るのでした。

ロマンあふれるの23kmのラン。長野駅で改めて北陸新幹線に乗車。上越妙高駅まで、地ビール、「信州浪漫」を飲みながら、そのユルカワなとぼけたキャラに隠された約400年前の血みどろの戦いに思いを馳せ、帰省するのでございました。

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モイストヒーリング創傷パッドの威力について

FTR名栗で好成績を収めたことは、過去の事。今回は、その1週間前、FTR名栗をDNSもやむなしと思ったほどの足の裏の傷を負ったにも関わらず、数日で完治したそのワケを記事にしたいと思います。 

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もろやまトレイルの激闘の後遺症、靴下と足裏の過度なすれによる真皮まで剥き出る傷を負いました。(元をただせば靴下が老朽化しているにもかかわらず、調達をケチったた末の傷ですが…)あまりの激痛に歩くのも難儀で2日ほど消毒と乾燥で様子を見ましたが、歩くたびに新たな傷ができてしまい全く治る気配がありませんでした。

そんな中、netで調べると湿潤療法(モイストヒーリング)というものを見つけました。いわゆる患部に潤いをもたせ自己の治癒能力で傷を早く治すというものです。早速近くの薬局で一番高価なモイストヒーリング創傷パッドを購入。

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これが大当たり、2日で完全に皮膚が再生し違和感なしに歩行が可能になり、3日目には走ることができて、4日目でレースに参戦。過激な運動にも全く支障がありませんでした。年齢とともに傷の治りが遅いと思う昨今、魔法のような絆創膏に脱帽です。

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足裏の汚い写真、申し訳ございません。こちらがモイストヒーリング創傷パッドを使用して2日目です。傷口が赤黒く見えますが、真皮が再生して体液もほぼ出ていない状況です。翌日、完全に皮膚ができてパッドを外して走ることができました。

凄い時代になったもんですね!

レースレポート11 第一回Fun Trails Round NAGURI TRAIL RUN RACE (FTR名栗)

4月、3戦目!FTR名栗に参戦いたしました!結果、種目別39歳以下1位(総合6位)という好成績でゴールできました!

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第一回Fun Trails Round NAGURI TRAIL RUN RACE
2016年4月24日 距離25km
3時間19分 総合6位 39歳以下1位 (日向沢の峰1時間59分) 

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先週参戦したもろやまトレイルランの翌日、数年ぶりに会社を病欠するほどの風邪を引いてしまい病み上がりのまま参加しました。当日朝。雨。始発で出発するはずが、もじもじ。DNSを覚悟。しかし、参加費がもったいないという思いで布団を蹴飛ばし、気合で名栗渓谷へ。スタート地点のさわらびの湯に着くと雨は上がっていますがどんより雲。スタート30分前に受付を済ませ、準備が整うとともに午前8時、号砲です!

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スタートからトレイル入口まで4.5kmはロード。キロ4分半のペース。足が動かない!体が重い!!調子が上がらない!!!とはいえトレイル入口には一桁番手で入ることができましたが状況は変わらず。いつもなら走れるトレイルも走られない。一気に7,8人に追い越され我慢のレースを余儀なくされます。この辺であまりにもペースが上がらず、走られない自分に自己嫌悪でリタイアを本気で考えました。ですが粘りに粘って、棒ノ嶺到着。深呼吸。あいにくの霧で全く眺望はありませんでしたが、それが実に心地よい。私のような性格の人間には立ち込める霧の世界がお似合いですね。棒ノ嶺から日向沢の峰までの3度の急登は歩きましたが、体調も復調。1350mの日向沢の峰に着くころには、もう、全力疾走OK!有間峠、有間山、蕨山の尾根を攻めた走りで10人近く抜いたでしょうか。そこからは山と一体化した気持ちでキロ5分~6分で夢心地のラン。あっという間のゴールでした。そしてゴールしてびっくり!種目別1位!ですが、総合5位まで表彰ですので6位の私がおまけなのですね!

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さて、思うところ、いただいた景品の紹介もしたいのですが、それは、また、今度。レースの後、ここぞとばかりにジムで体を苛めたのでちょっと疲れました…。ただ、練習は報われる。きれいごとのような言葉ですが、この一言に尽きますね。

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