多摩丘陵から。

トレイルランニングを中心とした日々の雑記帳です

トレランレポート7 春日山城址 ~ 正善寺ダム

明けましておめでとうございます。

2016年は仕事においても変革の年。ランにおいても変革の年とすべく例年以上に走っていこうと思う所存です。さて、2016年の走り初めは毎年恒例の実家近くの春日山トレイルランからです。上越市は戦国時代に越後府中として、一説によると京都の次に繁栄を極めたと言われました。その繁栄をもたらした時の権力者、上杉謙信が指揮を振るった春日山城址。第一義を感じて走るにはもってこいのルートです。

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今年は雪が積もっていないため春日山城址を経て正善寺ダムまでの往復ランを行いました。春日神社春日山神社に一礼し、上杉景虎館跡、直江兼続館跡を駆け上がって本丸に。一気に標高差200mを駆け上がったため酒と肴にたるんだ五臓六腑が大爆発。頂上の本丸跡の見晴台ベンチに座り込み心臓が飛び出るほどの荒呼吸…。新年早々怪しいやつ…。見晴台からは近年の杉の木の伐採により上越市や南葉山越しに妙高山火打山、焼山、雨飾山が一望できます。(私が小さいころは杉に覆われ全く眺望がききませんでしたが、やっと上越市春日山の史跡がお金になると気づいたのかここ近年で急速に整備しています)

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上杉景勝屋敷跡、柿崎和泉守屋敷跡から大手道を通って正善寺ダム方面へ。山麓線を通ると10km近くの道のりですが、春日山城址を経ると5kmほどで正善寺ダムに着いてしまうので狐に包まれた気分のルートです。

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今回は時間が無かったため、柿崎和泉守屋敷跡から桑取地区方面に抜ける桑取道(春日山古道)にチャレンジできませんでしたがこの桑取道、上杉謙信時代に軍用道路として作られたそうです。しかも母曰く春日山が攻められた際に城主の謙信が富山方面に落ち延びるための隠し道路?だったということです。まぁ、これは信じるか信じないかはあなた次第ですが!(今春、帰省した際は詳細アップする予定です)

ということで今年もどうぞよろしくお願いいたします。