多摩丘陵から。

トレイルランニングを中心とした日々の雑記帳です

レースレポート16 信越五岳トレイルランニングレース110km 2018 ①

レースが終わって都会の喧騒と、仕事に追われています。 

歓声と朝靄と雲海に覆われた斑尾、時折見せる日差しに明るく照らされた関川の林道、乳白色の濃霧に濡れる戸隠牧場、星が瞬くなか100kmの道程を思い返したゴールまでの林道…そんな信越五岳の景色がふとした瞬間に目に浮かび、なんだか涙が出てきます… 

まだまだ信越五岳ロスは続きそうですね。 

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6年ぶり3回目の本レース。自己ベストより1時間以上遅いタイムとなりましたが、ペース配分、補給、家族のサポートが見事にハマり、集中力を欠かさず最後までポジティブなレースを展開する事が出来ました。バンフでの230位代からゴールでは40位代まで押し上げる事ができ、結果からもポジティブなレースが出来たことが伺えます。

レースまでの準備、レース展開の詳細は後ほど記すとしますが、ここまで上手く行った理由は信越五岳試走合宿で教えて頂いた、心拍のコントロールと下りの走法にあると思います。 

心拍は序盤から150~160を保ち、下りは太ももに負担がかからない足裏を全て使って滑るように下る。 走れるトレイルの信越五岳だからこその出来る技ではありますが、これと前述した3つ要素が絶妙にかけあわされた結果、自身の最大限のポテンシャルが発揮されたのかと。 

次のレースはハセツネカップ。幻想的な景色、アットホームな応援、素晴らしいおもてなしの信越五岳トレイルレースとは対極に位置するレースではありますが、こちらもしっかりと楽しみ、苦しみ、走り切りたいと思います。 

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