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多摩丘陵から。

トレイルランニングを中心とした日々の雑記帳です

火打山ピストントレイルラン 2016秋

先日、妙高わくわく山岳マラソン試走について記事にした。 

trailkun.hatenablog.com

 実家に帰省した目的はこの試走もあるが、さらなる目的は紅葉に燃える火打山に登山することである。火打山については、私が四の五の説明するより、Wikipedia先生から概要をお借りした方が分かりやすい。

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火打山(ひうちやま)は、妙高戸隠連山国立公園内の新潟県糸魚川市妙高市にまたがる標高2,462mの頸城山塊の最高峰である。日本百名山、及び花の百名山に選定されている。

火打山 - Wikipedia

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この山は、小学校頃の家族登山、中学校頃の学校登山、個人的な登山で数えきれないほど登っている山である。休火山妙高山、活火山の新潟焼山に挟まれた山で、名前とは裏腹な穏やかな山容に何度登っても新たな発見があり心が落ち着くところが私を惹かせるのだ。とはいえ、私が知っているのは新緑が鮮やかな火打山で、紅葉の時期に登ったことがないことが心残りであった。ということでこの度、時間ができたのでこの機会に登山を決行した。という経緯なのである。

·●アクセス方法
 バス 行き 妙高高原駅 7:20 ~ 笹ヶ峰   8:10
    帰り 笹ヶ峰    15:54 ~ 妙高高原駅 16:30

●·山行記録

 ルート 笹ヶ峰火打登山口
 距離 21.7km
 時間 4時間17分
 累積上昇高度 1,549m

 0.0km     0h0m     笹ヶ峰火打山登山口
 3.9km     0h59m   富士見平
 5.5km     1h16m   高谷池ヒュッテ
 8.2km     1h57m   火打山山頂
 9.4km     2h11m   火打山
 10.6km   2h28m   火打山山頂
 13.5km   2h55m   高谷池ヒュッテ
 15.0km   3k10m   富士見平
 21.7km   4h17m   笹ヶ峰牧場グリーンハウス

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·●山行メモ
前夜、家族に登山ルート、目的を熱く語ったところ兄から火打山の紅葉は10月初旬に終わっているだろうとの非情な情報。彼は若い頃、高谷池ヒュッテで住込みバイトをしており頸城山塊の事情通なのだ。とはいえ、登って見なければわからないではないか。当日、妙高高原駅から笹ヶ峰の火打山登山道入口まで頸南バスで向かう。片道1,000円だ。

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火打山登山道入口は立派だ。私が子供の頃は路肩から登山道に入ったものだが。

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十二曲がりまでは緩やかな木道が続く。そこから富士見平までの数㎞がこの登山で一番きついところだが、前半のためあっという間に越えられる。富士見平から高谷池ヒュッテまでの尾根道で火打山の全容が…やはり紅葉は終わっていた。残念。

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高谷池ヒュッテは冬支度のようだ。

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さあお待ちかねの天狗の庭。紅葉の時期は過ぎたが天狗の庭からの火打、影火打は素晴らしい眺望である。褐色に色枯れた天狗の庭もオツなものである。

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雷鳥平から山頂までは木道が整備され登りやすい。雷鳥保護を目的とした植生保護ためなのだろう。途中、雷鳥に出会えればと思ったが今回の山行ではその影も見えなかった…。そんなことを考えているとあっという間に山頂だ。さすがに少し歩いてしまった。まだまだである。

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一息ついて先に進む。活火山の新潟焼山近づくためだ。影火打山越しの焼山。

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新潟焼山は噴火警戒レベル1の活火山で、山頂から半径1km圏内は入山規制している。日本昔ばなしに出てくるような可愛らしいお椀型の山だが、かつて大学生登山家の命を奪ったという魔の山だ。影火打山の先の限界まで近づいてみた。

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噴煙は小さく登頂できそうだがルールは守らなければならない。いつか妙高山火打山を経て焼山から雨飾山を縦走してみたいものである。火打山に戻りお昼をとる。ワンコ登山家がいらっしゃった!

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あとは絶景を横目に下る。前腿が熱く重い。体力が落ちたことを痛感する。またこれから上げて行こう。笹ヶ峰まで下ると紅葉が鮮やかである。しばらく佇みちっぽけな私という人間を俯瞰してみた。万年の自然から見たら私の悩みなど塵のようなもの。なんだか笑えてきた。ま、野狐禅ではあるが。

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帰りは登山道入口には行かず足を伸ばしてグリーンハウスまで行った。笹ヶ峰牧場に牛さんの影はない。山を降りたようだ。帰りのバスまで3時間あまりをグリーンハウスのお茶屋で過ごす。おばちゃん曰く、今年の火打山の紅葉は1日で終わったとのこと。こんな珍しい事は今までなかったそうで。しょうがない。来年、またチャレンジしよう。

その他の火打山頂からの写真。妙高山

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北アルプス方面。

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糸魚川

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頚城平野。

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焼山方面から見た影火打と火打。

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贅沢な山行が終わった。