多摩丘陵から。

トレイルランニングを中心とした日々の雑記帳です

小田原駅~芦ノ湖往復ラン48km ~箱根駅伝5区6区~

先週の大雪で道路の雪はほぼ溶けましたが、日陰はなかなか溶けません。近くの多摩丘陵も残雪でランは難儀します。土曜日はなんとか滑りながらも20kmを走りましたが、雪のストレスにどうしたものか。道路は雪が無いからなぁ・・・あ、箱根路国道1号線を登ろう!
で、早速、本日日曜日。小田原駅に到着。近くに小田原城があって史跡めぐりをしたかったのですが、今日はランに専念。後ろ髪を引かれる思いでスタート!
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ゆるゆるキロ6分ペースでラン。こんな感じで行こうと思っていたのですが…、やっぱり箱根駅伝のコースということもあり、ぐんぐんペースが上がってキロ5分前後になっちゃいました。6kmほどで箱根湯本駅に。山登りに入るまで結構距離があるんですね・・・汗。遠く見える箱根の山は雪景色。でも心は晴れやか!
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箱根湯本から本格的な山登り。でも、ここ最近坂路で鍛えた足は余裕しゃくしゃく。大平台のヘアピンカーブもキロ5分半で通過。気温はちょうど0℃。
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な~んだ、こんな感じなんだ~!このまま行けばたいしたことないな。大平台通過時はこんな感じで軽く考えていました。しかし、宮ノ下の温泉街を90度に曲がった途端、箱根路はその本性を表し、牙をむきだしました。宮ノ下の温泉街から小涌園までえげつない登り。心臓が爆発しそうになりますがペースは保ってキロ5分前半で攻めました。小涌園ではー2℃。明け方に木々に積もったであろう雪が風に吹かれ、太陽に照らされキラキラと光る様は幻想的でした。
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ここからが長い。緩急ある坂路に脚も心肺機能も限界ギリギリ。ヘアピンを曲がれど曲がれど「国道一号線最高地点」の看板は現れない・・・。箱根ランナーは心が折れるだろうな…。気温はとうとうー4℃。しかし、体は熱くてウィンドブレーカーはいらないぐらい。
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とうとう「国道一号線最高地点」の看板をゲット!!ポカリを一気に飲み干し、ウィンドブレーカーを着こんで再スタート!
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写真には取りませんでしたが、最高標高地点の看板からしばらく下ると輝く芦ノ湖が一望できます。箱根往路のトップランナーは天国のような景色だろうな~と、感慨深くなりつつ私も意気に感じ快調に飛ばします。アッというまに往路ゴール地点!
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 タイムは2時間16分、距離は23.7km。公式は23.2kmなので小田原駅からスタートした分、ちょっと距離が長いですね。
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芦ノ湖で数分休憩して・・・・
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 いざ、復路!スタート!しかし、スタートして1kmほどで絶景ポイント発見!綺麗な富士山だ!
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28km地点で2回目の「国道一号線最高地点」。あとはひたすら下るだけ!キロ4分前後でひたすら下る。面白いもので、途中は足が動くだけで心肺機能は普通。思考も普通。いわゆる下半身だけが機械みたいに動く瞬間が結構あって不思議な感じでした。箱根湯本駅で42km。3時間40分。いいペースで走ったようです。そんなつもりなかったのに・・・。あとは小田原駅までユルユル・・・というか、ユルユルせざるを得ない程、足がイカれてしまっておりました。一番歯を食いしばったのも箱根湯本駅から小田原駅。平地が上り坂に感じるというのは本当でした。

さて、総括です。
距離:48km
時間:4時間13分
累積上昇高度:1,209m
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その後、いつものジムによって1時間程筋トレしてサウナと水風呂でリセットするという充実した1日でした!しかし、ちょっとお腹いっぱいかな…。けど、家から小田原駅まで2時間かからないので、今後も数か月に1回ぐらいはチャレンジしたいですね。